きゅうりって実は、地べたを這うタイプだった。
5月1日
田植えが続いています。
この日は、マリちゃんがオケラフィーバーしてました。
オケラは、田んぼにいる茶色い虫です。写真は載せません。
マリちゃん曰く、平泳ぎしてる手がかわいい。顔もかわいい。
うーーーん、私にはGをちょっとかわいくしただけに見えるんだけど。笑
今日から5月です。
トトロの月がはじまりました。
機械で植えられなかった隅っこは、手で植えます。
そして、ちょっとずつ疲れがたまってきています。
夜はシャワー浴びて、ご飯食べて、すぐ寝ちゃってます。
健康優良児(?)してる。
きゅうりも大きくなりました。
きゅうりって、実は地を這う植物だって知らなかった!
今までまっすぐなきゅうりしか見たことなかったけど、ほんとは曲がってる状態が自然なお野菜。
それを無理やり紐でつるし上げて、重力で下へ延びるようにしてるのでした。
衝撃。
紐でゆういん後。
なんかかわいそうに思えてきた…
人間の身勝手でごめんね。
いつから、きゅうりは真っすぐという概念ができたんでしょう。
きゅうりは曲がっていても、小さくてもおいしいです。
エビフライちゃも
7月29日
ちゃもりーぬ
田植えは4日目に突中です。
今日は日曜日だったので、大工さんもお手伝いに来てくれています。
男の人がひとりでもいるだけで、進み方が全く変わります。
しかも大工さんだから、力持ち!
みんなで頼りにさせてもらっています。
ありがたいです~
今日のちゃも。
もふもふ。
ちょっと丸すぎるでしょ~
おまんじゅうみたい!
このこはおデブなのか、毛がもふもふなだけなのか。
わたしとマリちゃんの日々の議題。
はぁ~~~~っ
かわいい~~~~~~っ
エビフライちゃも。
なんて無防備な!!!
足ぴーんってなってる!
このあと、お腹触ったら引っかかれました。
みつばち来ないかな
4月28日
日本ミツバチを探せ!
こちらの農家さんでは何年か前から、蜂の巣箱も置いてます。
今年はマリちゃんが蜂係で、いつも「日本みつばち来ないかなぁ~」と巣箱を何度も確認して心待ちにしています。
でも、なかなか来ない!
ニュースでも取り上げられていますが、昨今の農薬の使い方や環境の変化で日本みつばちが激減しているそうです。悲しいことですが。
わたしも一緒に蜂を探すぞーっ!
ということで、蜂っぽいのを見つけては写真に撮ってました。
わたしには西洋と日本の違いも、蜂なのかアブなのかもよくわからないので、あとでマリちゃん先生による写真鑑定。
ちなみにこれは蜂じゃないらしい!
ハナアブ?!!なんだとか。
ネットで調べて、あーだこーだ言うてたので、ほんとにハナアブかも定かじゃないけど。笑
みつばちさん、素敵お家を用意して待ってますよー!
幻想的な田んぼのウユニ塩湖
4月27日
田植え2日目
あ、長靴に隠れミッキー!
本日も泥まみれでがんばってます!
みんなで力を合わせて1つの作業をこなすのは楽しいです。
でも、いつもお茶の時間が1番待ち遠しい。
がんばった後のお菓子とお茶は格別!
ご近所の農家さんがクレソンの飴を売り出すそうで、マリちゃんにイラスト作成の依頼。
新品の色鉛筆はテンション上がります!
わたしは横で、色鉛筆借りてただのお絵描きしてました。
マリちゃんの絵、めっちゃかわいいんですよ~
写真撮っておけばよかった。
田植え前の田んぼ。
張った水に夕焼け空が映って、なんとも幻想的です。
美しい。
ウユニ塩湖まで行かなくても、日本の古くからの風景にこういうのがあったんですね。
昼間は青空が映って、また違った美しさがあります。
わたしは夕方の、日が落ちていく儚げな空が好き。
田植えがはじまりました
大切な友人の結婚式も無事に終え、幸せな気分のまま戻ってきました。
お昼ごろにこちらに到着、わたしの帰りを待っていたのか(どうかは定かじゃないけど)、この日の午後から今年の田植えが始まりました。
4月26日 田植えスタート
除草剤を使わない田植えなので、紙マルチで草が生えてくるのを抑えます。
1本20kgくらいあります。
これを持って田植え機に設置するという作業を何度も繰り返します。
これが本当になんです!
わたしは重くてとてもじゃないけど持てなかった…。
ここの娘さんと、農業体験に来ている大工さんが懸命に運んでくださっていました。
紙マルチをひくことで、地面に日が当たりません。
日が当たらなければ草も育たないという原理。
触ると普通の黒い色画用紙のような感じです。
水につかると溶けて、2,3日後には地面にぴったり貼り付きます。
紙が敷かれていない場所では、草がぐんぐん伸びてきます。
しかも稲より早く。稲より大きく。
草は土の中の養分を吸ってしまい、稲の成長を妨げるので、稲がある程度の大きさになるまでは、手で草取りをします。
それを、田の草といいます。
これがまたまた大変な作業。
田植えの様子。
お父さんが運転してます。
きれいに6列ずつ並んでます♪
見ていて気持ちがいいです!
右2列は、柔らかい泥が流れ込んできて、紙マルチが埋まってしまってますね。
稲は、生長中に互いの根が絡み合い、ひと塊になっています。
それを育苗箱から外して、田植え機にスライドさせて設置します。
紙マルチは、機械の後方、稲のちょうど後ろのあたりに取り付けるところがあります。
紙が原因で、しょっちゅうアラームが鳴ります。
きれてしまったり、詰まってしまったりして。
ピーッ、ピーッ、ピーッ。
と今でも聞こえてきそうなくらい、耳について離れません。笑
わたしはというと、田植え機が方向転換するときに、泥をえぐっていくので、そこを平らにならす作業をしていました。
泥ってめっちゃ重い~
”いい感じ”に柔らかい泥だとならしやすいけれど、水分が少なく固い泥は、「よいしょっ!ふわーっ!」とか声を出さないと動かない。
これまた筋肉つきそうです!!
田んぼにいると、カエルがいるわいるわ。
1歩けばピョンと2匹くらい飛び出してくる。
この子は、本日のベストかわいいこ♪
カエル大好きマリちゃんによって捕獲。
おいおい、なにすんだよ~
って言いたげな目。笑
逃亡。
失敗に終わる。笑
なんか諦めて悟った表情。
かわいい♪
遊んでごめんね、カエルさん。
このあと、ちゃんと返しました。
種まきと相棒との出会い
雨が降りませんねぇ~
まだ4月なのに暑いです!
4月20日 手植え用の種まきと相棒との対面
こちらの農家さんは毎年、某老舗和菓子やさんにもち米を卸しています。
そこの社員さんたちが、社内研修として田植えに来られます。
そのときに使う用の種まきです。
まずは、地面を平らにします。
へたっぴすぎて、お父さんに手直ししてもらいました。
これが斜めになっていると、水まきで偏りが出てしまい、均等に成長しなくなります。
農業ってつくづく職人業の連続だなと感じます。
わたしみたいな大雑把というか、爪の甘い性格だと大変そうだぁ。
でも、自然相手なので自分の思うとおりになかなか進まないのが農業。だから、ある程度の大雑把さというか、神経質すぎない性格も大切なように思います。
機械で植える用とはまた違う育苗箱。小さいくぼみがたくさんあるタイプ。
ジャーッ水を掛けたら、土ごと種が流されちゃうので、やさしく水やり。
シャワーノズルが以前から微妙だったので、これを機にお父さんが新しいのを買ってきてくれました。
シャワワワとやさしいお水がでるタイプ。
この新しいノズルのおかげで、今後の水やりがかなり楽になったのです。
このころ、ハウスの中にあしなが蜂が長期滞在していました。
巣を作る場所を探しているのか、いつもいるんです。
あしなが蜂とスズメ蜂はおっかない、といろんな方がおっしゃるので私もびびりまくり。
自然と生活をするって、危険も隣りあわせなんですね。
こちらはわたしの相棒、畝刈機ちゃん。
この日が初めての運転。
今後2か月、何度もいっしょに働くことになります。
バリバリと大きな音をたてながら、どんな草もなぎ倒していく逞しさ。
草でモサモサな地帯もこの子と歩けば、すっきり平たんに。
かっこいいーっ!
でもこの畝刈機、自分で曲がることができないのです。
てこの原理を使って力づくで方向転換します。これがけっこう筋肉使うんです。
初日は、機械に持っていかれてばかりで、ヨロヨロと畔を刈っておりました。
さて、明日からは友人の結婚式に出席するため、一時的に関西へ帰ります。