いきなはれ、やってみなはれ

新卒入社した会社を退職し、遠く離れた土地で3か月間の有機・無農薬栽培の農業体験。その時の経験がきっかけで、現在はオーガニック野菜を扱うお仕事に就いています。農業体験中の出来事や感じたこと、今感じていることなどを記していきます。

ハウスの準備と職人の手

4月13日

 

お遍路さんは午前中のお話。

 

午後からは、ハウスの中の片付けと、次に植える苗のために肥料まき。

 

石灰が入ったバッグを背負うと、一気にゴーストバスターズに変身。笑

なんかかっこいい。

 

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 次はここにミニトマトの苗を植えます。

次の日曜日(15日)に植える予定。

 

こちらは炭。

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 手でまくので、爪の中まで真っ黒になりました。

 

肥料まいてる間のハウスの中は、それらが舞い上がって煙たくなります。

マスクが必須です。

農作業って、砂ぼこりがすごい場合が多くてマスクは必需品なんです。ときには目を守るために眼鏡も要る!

軍手もするけど、やはり手は土だらけ泥だらけ。お年頃なのにいつも爪は黒いです。笑

 

お父さんは軍手はしない主義。

お父さんやお母さんの手は職人の手です。

私の父方の祖父もとある職人で、同じような手をしています。

ごつごつしていて、指の先まで太いんです。筋肉と分厚い皮膚で。

そして、ところどころに古い傷跡。

 

手にはその人の人生が刻まれています。

自分の手で命を生み出してきた人の手に勝るものはないなぁ。

手仕事っていいなと常々感じています。