いきなはれ、やってみなはれ

新卒入社した会社を退職し、遠く離れた土地で3か月間の有機・無農薬栽培の農業体験。その時の経験がきっかけで、現在はオーガニック野菜を扱うお仕事に就いています。農業体験中の出来事や感じたこと、今感じていることなどを記していきます。

田植えがはじまりました

大切な友人の結婚式も無事に終え、幸せな気分のまま戻ってきました。

お昼ごろにこちらに到着、わたしの帰りを待っていたのか(どうかは定かじゃないけど)、この日の午後から今年の田植えが始まりました。

 

4月26日 田植えスタート

 

除草剤を使わない田植えなので、紙マルチで草が生えてくるのを抑えます。

1本20kgくらいあります。

これを持って田植え機に設置するという作業を何度も繰り返します。

これが本当になんです!

わたしは重くてとてもじゃないけど持てなかった…。

ここの娘さんと、農業体験に来ている大工さんが懸命に運んでくださっていました。

 

 

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紙マルチをひくことで、地面に日が当たりません。

日が当たらなければ草も育たないという原理。

触ると普通の黒い色画用紙のような感じです。

水につかると溶けて、2,3日後には地面にぴったり貼り付きます。

紙が敷かれていない場所では、草がぐんぐん伸びてきます。

しかも稲より早く。稲より大きく。

草は土の中の養分を吸ってしまい、稲の成長を妨げるので、稲がある程度の大きさになるまでは、手で草取りをします。

それを、田の草といいます。

これがまたまた大変な作業。

 

 

 

 

田植えの様子。

お父さんが運転してます。

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きれいに6列ずつ並んでます♪

見ていて気持ちがいいです!

右2列は、柔らかい泥が流れ込んできて、紙マルチが埋まってしまってますね。

 

稲は、生長中に互いの根が絡み合い、ひと塊になっています。

それを育苗箱から外して、田植え機にスライドさせて設置します。

 

紙マルチは、機械の後方、稲のちょうど後ろのあたりに取り付けるところがあります。

紙が原因で、しょっちゅうアラームが鳴ります。

きれてしまったり、詰まってしまったりして。

ピーッ、ピーッ、ピーッ。

と今でも聞こえてきそうなくらい、耳について離れません。笑

 

 

わたしはというと、田植え機が方向転換するときに、泥をえぐっていくので、そこを平らにならす作業をしていました。

泥ってめっちゃ重い~

”いい感じ”に柔らかい泥だとならしやすいけれど、水分が少なく固い泥は、「よいしょっ!ふわーっ!」とか声を出さないと動かない。

これまた筋肉つきそうです!!

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田んぼにいると、カエルがいるわいるわ。

1歩けばピョンと2匹くらい飛び出してくる。

 

この子は、本日のベストかわいいこ♪

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カエル大好きマリちゃんによって捕獲。

 

おいおい、なにすんだよ~

って言いたげな目。笑

 

 

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逃亡。

 

 

 

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 失敗に終わる。笑

 

 なんか諦めて悟った表情。 

かわいい♪

 

 遊んでごめんね、カエルさん。

 

このあと、ちゃんと返しました。