いきなはれ、やってみなはれ

新卒入社した会社を退職し、遠く離れた土地で3か月間の有機・無農薬栽培の農業体験。その時の経験がきっかけで、現在はオーガニック野菜を扱うお仕事に就いています。農業体験中の出来事や感じたこと、今感じていることなどを記していきます。

種まきと相棒との出会い

雨が降りませんねぇ~

まだ4月なのに暑いです!

 

4月20日 手植え用の種まきと相棒との対面

 

こちらの農家さんは毎年、某老舗和菓子やさんにもち米を卸しています。

そこの社員さんたちが、社内研修として田植えに来られます。

そのときに使う用の種まきです。

 

まずは、地面を平らにします。

へたっぴすぎて、お父さんに手直ししてもらいました。

 

これが斜めになっていると、水まきで偏りが出てしまい、均等に成長しなくなります。

農業ってつくづく職人業の連続だなと感じます。

 

わたしみたいな大雑把というか、爪の甘い性格だと大変そうだぁ。

でも、自然相手なので自分の思うとおりになかなか進まないのが農業。だから、ある程度の大雑把さというか、神経質すぎない性格も大切なように思います。

 

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機械で植える用とはまた違う育苗箱。小さいくぼみがたくさんあるタイプ。

ジャーッ水を掛けたら、土ごと種が流されちゃうので、やさしく水やり。

 

シャワーノズルが以前から微妙だったので、これを機にお父さんが新しいのを買ってきてくれました。

シャワワワとやさしいお水がでるタイプ。

この新しいノズルのおかげで、今後の水やりがかなり楽になったのです。

 

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このころ、ハウスの中にあしなが蜂が長期滞在していました。

巣を作る場所を探しているのか、いつもいるんです。

あしなが蜂とスズメ蜂はおっかない、といろんな方がおっしゃるので私もびびりまくり。

自然と生活をするって、危険も隣りあわせなんですね。

 

 

 

こちらはわたしの相棒、畝刈機ちゃん。

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この日が初めての運転。

 

今後2か月、何度もいっしょに働くことになります。

バリバリと大きな音をたてながら、どんな草もなぎ倒していく逞しさ。

草でモサモサな地帯もこの子と歩けば、すっきり平たんに。

かっこいいーっ!

 

でもこの畝刈機、自分で曲がることができないのです。

てこの原理を使って力づくで方向転換します。これがけっこう筋肉使うんです。

初日は、機械に持っていかれてばかりで、ヨロヨロと畔を刈っておりました。

 

 

 

 

さて、明日からは友人の結婚式に出席するため、一時的に関西へ帰ります。